本講座の目的は、認知療法・認知行動療法のロールプレイや実際の面接などのビデオを材料にしながら、ディスカッションを通して認知行動療法の基礎から実際の技法まで学習することにあります。精神療法・心理療法を座学で学ぶことは困難ですが、ビデオを使えばより視覚的、具体的に基本的な型を学ぶことができます。これまで同様、本講座は代表の大野がすべてを担当しますので、白熱した議論が期待されます。
講義の内容は、認知療法概論、認知療法尺度(CTRS)解説、悪い面接例、初回面接、症例概念化、コミュニケーションスキル、行動活性化、認知再構成法、問題解決とアサーション等を予定しています。それぞれの回では、大野が独自に作成したビデオに加え、厚労省の研修事業で作成したロールプレイのビデオ、アーロン・ベックなど、米国の認知行動療法専門家の面接風景等のビデオを視聴し、ディスカッションを通して認知行動療法の理解を深めスキルアップを目指します。
医師、心理士、保健師、看護師、精神保健福祉士、薬剤師、カウンセラーなど、心身の支援に携わっていらっしゃる多くの方に参加していただければありがたく思います。参加していただいた方には、厚労省研修事業で作成したロールプレイを収録した解説付きDVDを提供します。
※今期はすでに開講中のため、お申込み受付は終了しております。
⇒平成29年度 ビデオを使った認知行動療法研修要項はコチラ
[ビデオを使った認知行動療法研修(平成28年度)要項]
目的 | うつ病の認知療法・認知行動療法の臨床的知識と基本技能の獲得 |
対象者 | 医師、心理士、保健師、看護師、精神保健福祉士、産業カウンセラー、薬剤師、教師、大学院生等、認知療法・認知行動療法に関心のあるもの |
研修期間 | 平成28年5月~平成29年3月 全11回(月1回・火曜日)18:30~20:30 2016年 5月17日(火)/7月12日(火)/8月9日(火)/9月13日(火)/10月11日(火)/11月22日(火)/12月20日(火) 2017年 1月17日(火)/2月14日(火)/3月14日(火)/3月28日(火) ※開催日変更のお知らせ。2016年6月28日(火)は海外の学会出席のため、2017年3月28日(火)に振替させていただきます。2016年12月13日(火)は、2016年12月20日(火)に変更となりました。 |
研修主題 | 面接を収録した動画を活用しながら集団のディスカッションを通して認知療法・認知行動療法の基本的なスキルについて研修する。 |
課程内容 | 認知療法・認知行動療法概論、治療の構造化(アジェンダ設定とホームワーク課題の設定を含む)、ソクラテス的問答と誘導による発見、心理教育、症例の概念化、活動スケジュールと行動活性化、認知再構成法、問題解決技法、コミュニケーションスキル、治療の終結等。 |
講師 | 大野裕 |
研修会場 | 大野研究所(都内・飯田橋) |
定員 | 40名(応募者多数の場合は選考、最少催行人数20人) |
研修費用 | 受講料 10万円 (税別) |
申し込み方法 | 下記、申込みフォームよりお申込みください |
WEB申込み受付期間 | 平成28年5月10日(火)まで |
お問合せ | →お問合せフォームはコチラ ※フォームで「ビデオ研修について」を選択のうえ、お問合せください。フォームからのお問合せ件名に「ビデオ研修について」とご記入のうえinfo@stress-managment.co.jpまでお問合せください |
注意事項 | ※必ずお読みください※ •結果通知(メール)は、受講の可否に関わらず、お申込みいただいた皆様にお送りいたします。 抽選結果理由については一切お答えいたしかねますので予めご了承ください。 •全講義を受講された方には修了証を授与いたします。なお、遅刻、欠席、早退等ある場合には、修了証を授与できないことがございますのでご注意ください。 •受講をキャンセルなさる場合には、受講料振込期日までに必ず事務局にメールにてご連絡ください。 •受講料振込期間後の、受講者のご都合によるキャンセルの場合、受講料は返金いたしかねますので、ご了承ください。 •「ビデオ研修」受講修了者は、「ケース検討会」5回参加によって「CBTストレスカウンセラー」に認定されます。 |